同一荒茶仕上げ競技会に於いて最高金賞を受賞した茶師が仕上げた深蒸し茶です。

スッキリとした味わいの中にしっかりと残るコクと旨味。強火のお茶を得意とするヤマチョウの中でも「究極」の名にふさわしい出来栄えです。

はねだし茶のため形はふぞろいですが、最高の原料で仕上げた味と香りは一級品です。

火の強いお茶が好きな方には是非飲んでいただきたい自信作です。

同一荒茶仕上げ競技会とは、静岡県内の茶問屋のお茶の仕上げ担当者である「茶師」の技術を競う大会です。

お茶の出来栄えは、茶師の技術はもちろん原料となるお茶もとても重要です。通常販売をしているお茶は茶問屋ごとに自分たちのつくりたいお茶に合い、なおかつ優良な原料を選んで仕入れます。仕入れの目利き、そして、仕上げの技術が合わさってつくられているのです。

この大会では仕上げの技術のみを競うために、あえて同じ原料を用いて加工し、味、香りを審査しています。

仕上げ加工につかう原料のお茶のことを「荒茶」といいます。

参加者は自分たちの工場が仕入れた荒茶30kgを持ち寄ります。それらがすべて均等に混ざるようブレンドし、ふたたび人数分に分配。一人30kgのまったく同じ荒茶を持って帰り自社の工場で仕上げ加工を行います。

出来上がったお茶は専門家により厳正に審査され、そのすべてが点数として評価されます。自社の看板を背負った茶師たちにとって、絶対に負けられない戦いとなるのです。